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廃熱

最新型ガス火力発電所の熱効率は50%を超えるそうで、燃焼によって解放されたエネルギーの50%以上が電力になります。対して、原子力発電所の熱効率は33,4%(約1/3)といったところのようです。

この数字をこのまま並べると「16%程度の差ならどうって事無いか」、という印象を与えます。そこで、電力を基準に廃熱を考えます。

100万kWhの電力量を発電している際にガス火力は2倍の200万kWh分のエネルギーを解放し、100万kWhを廃熱として、海に捨てています。

対する原子力発電所は、100万kWhの電力量を発電するのに、その3倍の300万kWhに相当するエネルギーを解放し、200万kWhを廃熱として、海に捨てています。

実に原子力発電所は、ガス火力発電の2倍ものエネルギーを廃熱として捨てていることになります。廃熱の海洋への影響は現在の商業用原子力発電がガス火力に大きく劣る部分です。

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