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2006年2月

ホリエモン

日経新聞の一面(2/22)を見て驚いた。

「黒字にしろ」発言認める

ライブドアグループの堀江被告に関する報道ですけれど、世の社長と名の付く人で「黒字にしろ」と云わない人の方が珍しいんじゃないかなぁ。「不正行為は否定」とも書いていますが、活字が小さい。両者を同等に報道するのが「スジ」というものでしょう。

こんなのが見出しになると云うことは、ライブドア事件は騒動の割りに小さな事件で終わりそうな予感がします。

刑罰は刑罰によって発生する不利益が罪自体の不利益を超えては宜しくありません。例えば、傷害に対する刑罰が死刑では、大問題です。ホリエモンの罪がどのようなものであれ、マスコミや検察の罪の方が大きくならないようにする必要があると思います。

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投機

株の売買で儲けようとするのは博打と同じ

と、云ったら、変な顔をされた。居酒屋で偶々隣になった証券会社社員が、「いい商品がある」などと云うので「農業は作物を育てる。鉱業は地中から掘り起こす。自動車屋は自動車を組み立てる。飲み屋は酒を作る労働から富を得る。では株式市場が客に富をもたらすのであれば、その富の源は何か?」

などとお堅い答えを返した、ら、「そんなこと初めて聞いた」と、目を丸くされた。

日経新聞2/8の「春秋」を思い出した。経営の神様、松下幸之助さんは「投機はあかん」と、よく話していたそうです。「人生と経営は賭け事ではないのだから」と。

「良い話だ」と、前半は納得してたのに後半では風向きが変わる。「相場を張って損した人の影には、それで儲けたり損を回避したりした人がいるわけである。(中略)何事も一面的に見るのは危ない」

博打だって、損した人の裏に必ず儲けた人がいる。

投機がいけないのは「損をするから」ではなくて、儲けた人の裏に「必ず損をした人がいる」からだ、などと、わざわざ言わなければ分からない、、ハズは無い。儲けたり損を回避したりする人の為に、損をする人予備軍を投機に誘う「言い訳」を天下の大新聞社が提供をしている、という構図になる。

博打がいけないのであれば、投機もいけない。博打は一般にいくらかの制限つきでOKが出ているし、完全に禁止するものでもない、と、思う。から投機も制限付きでOKだと、思う。

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プルサーマル(4)

玄海町がプルサーマル受け入れの方向らしい

プルサーマルは通常の燃料と比べて、放射能が少し強く、安全性で少し劣り、経済性で少し高い、と、電力会社や国の宣伝資料に書いてあります。

宣伝資料のネガティブイメージは(宣伝者が意識しているか否かは兎も角)割り引いて考えるのが消費者としては安全だと思いますが、額面通りに受け取ったとしても行うべき理由が見当たりません。

「余剰プルトニウムは持たない為に」と云うのであれば、まずは再処理を止めるベキで、わざわざ抽出しておいて「余剰です」というのでは非論理的です。「ウランの節約」と云うのであれば、もう少しウランの在庫が減って、MOX燃料が経済的に引き合うようになってからが順当でしょう。

行うべき理由に説得力がなければ、「少し」と表現されているネガティブ要素は相対的に「大きく」なってきます。

特に玄海原発は日本の原発の中でも一般の人家に近いのでよろしくないと、思います。

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自衛隊は違憲

社民党が「自衛隊は違憲」に戻ったらしい

民主の前原代表は「非現実的」と言っていますが、現実に迎合する「やったもん勝ち」の社会に楔を打つ必要はあると思います。

個人的解釈ですが、「自衛隊が違憲」という主張は自衛権を否定するわけではありません。自衛権があるからといって軍が合憲であるという論には飛躍があります。正当防衛と凶器準備は相容れません。日本国憲法は自衛権を否定するとは思いませんが、凶器準備は否定していると思います。それゆえ、自衛隊は違憲です。

カントが「永遠平和のために」で述べた第3条項

常備軍(miles perpetuus)は、時とともに全廃されなければならない。(岩波文庫 宇都宮芳明訳)

を私は支持しますので、「自衛隊は違憲」→「解体」という流れも支持します。完全に実現する為には周辺国も巻き込んだ軍事解体を行う必要もあるでしょう。「自衛隊合憲」からはこの流れは出てこないと踏みます。「自衛隊合憲」が時とともに軍の増大をもたらすことを恐れます。

自衛隊は全員が職業軍人という特殊な軍隊です。職業軍人のみの軍では軍縮が可能な情勢でも軍縮出来ないのではないか、非常に危惧しています。

自衛隊解体を言うと、自衛をどうするか、という問いが来ます。凶器準備しない自衛の形はおそらく民兵という事になると思います。もしも日本が侵略にあうことがあれば私も武器をとるでしょう。

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制御棒の破損

東京電力福島第一原発の6号機で制御棒の破損が見つかったのですが、

東京電力のプレス発表 では「破損」となっています。が、新聞やニュースでは、「ひび」が見つかったとなっています。本来は「破損とひびが見つかった」というのが正しいですね。破損とひびでは印象が大違いなので、こういうのは情報操作の一種なのだろうなぁ、と思います。

やっている人に自覚があるかどうかは分からないですけどね。

制御棒に破損の恐れがあるために、原子力安全・保安院の指示で制御棒が挿入されたそうで、浜岡原発4号炉では出力調整運転中(負荷追従運転で問題になったことと似ているけど負荷追従に比べればマシか?)になってます。

制御棒を入れとけば良いってものでもないでしょう。停止して点検して再起動がスジです。原子炉は危険なものです。スジが通せないようであれば原子力発電所の運用はやめるべきでは無いでしょうか。

あと、低出力運転を続けて思わぬ低照射燃料が出てきても、核兵器開発疑惑と絡んで困ります。気にする人も少ないけれど。

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計画経済(高速道路と原発)

日本は計画経済の国なんだそうで。

2006/02/08の日経新聞の一面トップは「高速道、ほぼ全線整備」。税金を盛大に投入して閑古鳥が啼きそうな高速道路を作るくらいなら、94年頃が最悪で、最近良くなってきた自動車の燃費を悪化させる「高速」道路よりも燃費を良くする信号の無い「専用」道路(ぶっちゃけバイパス)の方が余程良いと、思ったりします。60km/hや80km/hも出れば十分速いでしょう。

一度決めたら梃子でも動かない頑固な計画経済は高速道路だけでなく、原子力発電所にも適用されているようです。

40年前の計画通りに建設されるおかげで、昔「地震が少ない」と云われた地域に建てられているように感じられます。最近では、「空白域」として地震が危険な地域になっちゃってます。

最も有名なのは東海地震の想定震源域に建っている浜岡原子力発電所だけれども、去年の8月に設計用の想定地震を超える地震動を記録した東北電力女川原子力発電所の敷地も地震予知連絡会の特定観測地域ですし、四国電力伊方原発も中国電力島根原発もですね。東京電力の福島第1、第2と柏崎刈羽も特定観測地域内ですね。なんと、中国電力は現在計画中の上関原発も特定観測地域になっています。

なんだか、わざと危険な場所に建てているようですし、これからも建て続けたいようです。

日本の原子力発電所を建てている人たちは、地震を嘗めているか、危険なスリルを味わいたいのか、それとも日本を混乱に陥れたいのか。

原子力を進めるにしても、進め方というものがあるでしょう。いくら原子力が好きな国民とはいえあんまりな状態だと思います。

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東芝

東芝がPWRに参入したいらしい。

日本では原子力発電所の立地適地はほぼ無い為、原子力事業を続けるのであれば、海外で勝負したいのは当然とは思います。
そして、海外でも、イランとか非核地帯の国には輸出は難しいので、まあ、焦点は中国でしょう。となると、BWRよりPWRとなるのは理解できます。

ただ、事業として、BWRとPWRの2重投資では採算が合わないのではないかと、余計な心配をしてしまいます。昔から戦力の集中が出来たものが勝利を得ています。2重投資をすると個々の事業の予算が足りなくなるのではないでしょうか。最近もデータ偽装をしていたとの事、2重投資で予算が足りなくなれば、そのような事態が増えるのでは無いかと懸念します。

個人的にはPWRに投資する銭があったら、東芝にはdynabookを梃入れして欲しい、と、思います。これは大脱線。

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