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FII-3

福島第二原発3号炉はどうもトラブルが多い

という印象があります。昭和末年の再循環ポンプの破壊が最も大きな事件だと思います(昭和天皇崩御の影に隠れて報道は小さかったようですが)が、その直前にも細かい故障が続いていますし(これを兆候としてきちんと点検しなかったから再循環ポンプ破壊に至ったと考えられます)、2002年のひび隠し問題でも重要な役回りを演じています。

お祓いでもした方が良いんじゃないか。

などという冗談も出るくらいですが、オカルトでは無く、過去の故障が直しきれていないとか、実は建屋の精度が悪い、とか、色々想像します。

で、今回、また再循環配管で全周にわたるひび割れが見つかったそうで、作業担当者が間違えた、ということで、あたかも作業者のスキルの問題と取れるような報道がされていますが、2002年の傷隠しの際の電力会社の説明によれば、超音波探傷で信号が出た場合、溶接の裏波と判定する場合には、作図をして判定を行う、とのこと、今回も作図等を行って、判定したハズです。

それでも傷を見逃していたとすれば、これは「検査可能性」の問題です。原子力発電所に関連する機器はすべて検査可能でなければなりません。ボイラーの安全弁は何度でも使用でき、きちんと動作することが確認可能である必要があります。例えば、自動車のエアーバッグの様な、一度動作したら2度と使用できない機器は、原子力発電所には馴染まないはずです。

きちんと検査をしたにも関わらず、傷を見逃したのであれば、超音波探傷では検査可能とは看做せないのではないでしょうか。検査が出来ないのであれば、安全確保に大きな障害となる

と、思います。

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