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原子力安全委員会の無意識

先月の志賀原発2号炉裁判の判決を受けて原子力安全委員会が出した声明があるのですが。

志賀原子力発電所2号機建設差止請求事件(民事訴訟)判決について(平成18年3月24日)

これの中に、「北陸電力(株)が敗訴したとの報告があった。」(傍線、著者)となっています。これが「原告勝訴」となっていても、内容はなにも変わらないのですが、「敗訴」となっているところに、原子力安全委員会の無意識が働いていると思います。

原子力安全委員会は規制機関であり、自動車に喩えればブレーキ、一般の会社では監査役に当たるはずで、エンジンに当たる電力会社と癒着しては安全運転などできるはずがありません。

このため、原子力安全委員会は、意識的に、電力会社から距離を置く必要があると思います。

本来、公共機関はいずれの側にも荷担しないことが建前なので、勝訴も敗訴も無いはずです。現状では無意識に電力会社の位置に自分を置いているように思われます。その結果が「敗訴」という表現になった、

と、思われてなりません。

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