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リスクとベネフィット

アスベストの健康被害問題でクボタが周辺住民に社員を上回る補償を決めたことが話題になっているようです。

新聞記事など見ましても、なぜか、社員の方が高くて当然、「意外」という反応です。あるいは、裁判のリスクを避けた、という評価もありますが、「道義的」な意味を書く論が見当たりません。

ICRP(国際放射線防護委員会)の放射線防護の勧告などを見ましても、職業としてリスクを取った場合よりも「公衆」の方が基準が厳しくなるのは、リスクと便益の関係を考えれば当然なのかも知れません。

リスクの高い職業は賃金で報われなければならないとすれば、裏を返せば、職業であれば、賃金を得る為に多少のリスクを負うことも有り、かも知れません。が、なんの利も無く、リスクだけを背負わされた理不尽さは、せめて金銭だけでも補償されるべきかもしれません。

労災は補償されて当然ですが、公衆はそれに労働対価の一定の割合を上乗せして当然なのかも知れません。リスクに応じた労働対価が支払われていたか、は、また、別の問題ですが。

今後の公衆賠償の先駆、良い前例として扱われるような気がします。

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