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4000人、多いか少ないか

2005年9月のチェルノブイリフォーラムによるガン死者の見積もりは約4000人だそうですが、これは報道によりますと、原発職員や後始末に携わった人、および汚染が酷い地域の住人約60万人が母数だそうです。

以前の報告では、上記の数に、低汚染地域の500万人を母数に加えて9000人としていたそうですから、要するに今回は低線量被曝の分を切り捨てることで被害者数を減らしたようです。西欧北欧などは眼中にも無いようです。目をつぶれば被害がみえないのは当然です。

いずれにせよ、4000人、9000人という数は「少ない」と報道されているようです。「もっと多いはず」という報道が多いのですが、「少ない」と報道されると、「原発事故恐るるに足りず」という風潮を誘発するのではないか、と、変な危惧をしてしまいます。

被害は汚染地域からの強制退去を行った結果ですし、ガン死の裏にはもっと多くのガン患者がいます。強制退去をしなければもっと多くの人がガンで亡くなることになるでしょうし、自然発生ではなく、事故が元でのガンですから「治癒すれば良い」というわけにもいきません。更に云えば、ガンは被害の一部に過ぎません。

疎開をしたにも関わらず、また、低レベルの放射線被曝は無視したにも関わらず、4000人「も」ガンで死亡する想定、と云うべきなのかもしれません。

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