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再処理で容積は減るか

再処理をすると廃棄物の容積が減る

と、いう宣伝があったりします。

詳細を見ると、直接処分の場合、燃料集合体をそのまま廃棄すると仮定して、その外形と、再処理した結果のガラス固化体の外形を比較しているようです。

もしも外形のサイズが重要なパラメータであるなら、直接処分であってもシュレッダーとプレス機で固めればかなり小さくなるのは明らかです。

けれども、その様なことをしないのは、外形が実は重要なパラメータではないことを表しています。もしも地中に投棄するとすれば、発熱の計算からガラス固化体は一定の間隔を開けて埋められることになります。少しくらい外形が大きくても処分場の面積は変わらないのは明らかです。

外形ではなく、ピタゴラスの気分になって、水を一杯に入れた容器に「物」を沈めて溢れた水の量を量るような「実容積」を比較した場合、ガラスや溶媒の分だけ再処理をした方が大きくなるでしょう。

再処理の結果、容積が小さくなる、というのは、冗談であるか、あるいは、誇大広告だと思います。

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