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水俣病に習う

今日5月1日で水俣病の公式発見(保健所に届けがあった日)から50年になるそうです。

工場の排水が原因であることは早くから予想できたにもかかわらず、被害者を拡大してしまった経緯をもっと知りたいと思います。

技術者の立場としては、工場の操業に賛成であれば、工場の操業を続けるためにも、被害が起こらない方法を探る必要があった、と、私などは思うのですが、現実には工場の操業を続けるために、原因を隠し、被害を隠したように見えます。

無機水銀が有機水銀に変わる現象を確認しながら、無機水銀しか流していないと強弁する様は、放射性物質を毒であることを理解しながら、流し続ける六ヶ所村再処理工場に根底の部分で通じるものがある、と、感じます。

50年経っても解決しない水俣病事件を見れば、同様の事件は、起こさない以外に解決方法は無いように思います。

「海に毒を捨ててはならない」というのは公害を起こさない為に重要な原則だと思います。たとえ、やむを得ず、海に毒を捨てる場合でも、「出来れば捨てない方が良い」と思うことは技術者に欠かすことの出来ない道義上の責任であると思います。

けれども六ヶ所再処理工場では「捨ててもかまわない」という原則に置き換えられているようです。操業停止以外の予防を期待するのは難しいように思います。

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コメント

訴訟を!!

>操業停止以外の予防を期待するのは難しいように思います。

はじめまして。水俣・・・、アスベストに続いて放射能漏れですか。
被爆国の日本が、食料を通して自国民を被爆させるのは暴挙ではないでしょうか。憲法に保障された生存権を直接、侵害しております。
操業の差し止め訴訟を起こしましょう!

投稿: U-2 | 2006年5月 3日 (水) 12時45分

コメントありがとうございます。

訴訟は大事だと私も思います。と、云うわけで、現在係争中の訴訟のサイトをご紹介します。広く皆様の支持を得られれば訴訟に勝つことも出来ると思います。

核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団
(http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku/)

少し更新が止まっているようです。

投稿: harada | 2006年5月 4日 (木) 20時44分

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