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中部電力が日立に賠償請求

日経新聞の2006/08/02の一面トップに「日立に1000億円超 請求へ」と、見出しが躍っています。

読んだ瞬間に思ったのが「無茶」という感想です。

極端な例を考えると、例えば、浜岡5号機のコスト性能が悪くて、バックアップ用の電源より発電単価が高かったとします。故障で止まることで、単価の低い電源に切り替わり、経理は好転する。。。?

(バックアップの方が単価が安いという事はあり得ないけれど、最新鋭のガス火力が、たまたま余っていたりしたらそんなこともあるかもしれません。)

コスト性能が高いほど、止まった時のコストが高いのは当然で、中部電力のバックアップ設備の性能が悪いために、1000億にもなる、とも言えるかも知れません。バックアップ電源にコストを掛けるよりも日立製発電機が壊れない事に「賭けた」のは経営判断というもので、例えば日立製作所に瑕疵が無かったとしても、発電機が壊れれば掛かるコストですから、中部電力の経営陣が選択したリスクだと思います。

それに、このようなコストをメーカーに転嫁してしまっては、コスト性能が良い発電機を作るモチベーションが失われていまいかねません。

普通の感覚では、日立製作所の責任範囲は、タービンを設計し直し、製造し、設置し、その間の浜岡原発の経費および、使えなかった資産の償却分を負担するくらいになるのではないでしょうか。

勿論、正式には契約に基づいて事が進むと思いますが、発電機を使って儲かる「はず」だった分まで発電機メーカーに担保させるような契約にはなっていない、と、思います。

と、予測してみました。

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