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耐震設計審査指針

「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改定が終わったようです。

パブリックコメントがいつになく多いのが印象的でした。国民の関心は、この手の指針としてはかなり大きかったのでは無いでしょうか。

運営はうまく行ったようには見えません。「今度の指針に沿って審査すれば安全」というような指針でも無いでしょう。

象徴的な部分を探ると、原子力安全基準・指針専門部会 耐震指針検討分科会 第47回会合の石橋委員の活断層に関する総括的意見というのがもの凄くて、

分科会関係者全員が「活断層」のことを正しく知らないまま改訂指針案がまとめられた、といっても過言ではない。

と、批判しています。では、今回の指針見直しというは何だったのでしょうか。

安全宣伝にはよく「国の審査で合格」というのがありますが、まぁ、国の審査というのは安全を保証すると言うよりも、最低限の限度を規定するような意味合いが多いので、宣伝にごまかされないようにする必要がある、と、思います。

「残余のリスク」というのも話題となりました。

「絶対安全」という神話の世界から現実路線へ踏み出そうという心意気は判らなくも無いですが、建てる前には「絶対安全」と言っておいて後から「リスクがあるのは当然」というのでは「詐欺」といわれても仕方が無いと思います。

残余のリスクの値を算定する計画もあるようですが、算定した結果には、やはり「残余」があるでしょう。値が分るようでは「残余」とは云えません。

「わからない事の大きさ」が分るなどというのは論理的には破綻していますので、事故が起こってから、実はリスクが想定外に大きかったのでした。などというのでは笑えません。

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