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禁忌

福井県のもんじゅの11周年の集会に参加してきました。

「石油が枯渇するから」と、宣伝された割には、ウランは資源的にはたいした量が無いので、原子力を世界的に大々的に利用するには、増殖、という話が出てきます。

もんじゅは増殖炉のうち、プルトニウム239を生産する原子炉ということになりますが、このプルトニウム239は言うまでも無く、長崎型の原子爆弾の原料となります。

同形式の増殖炉から欧米各国は撤退し、現在精力的に開発しているのはインド、中国、日本、ということになります。(このうちインドのは明確に軍事用となっています)日本と中国がプルトニウム239の生産を競う、というのはアジアの核兵器増殖を予感させます。

北朝鮮、に代表される核拡散が懸念されているときに、もんじゅという典型的なプルトニウム239生産炉の運転を再開する、というのは、世界に対して、日本は核武装を考えている、と思わせるのに十分な事実である、と、思います。

一般市民の感覚としては、核武装しなそうな国ではあるのですが、最近の政治家も国民も核武装に対する禁忌がなくなってきているので、もんじゅの再開は日本核武装への重大なステップである、と考えるのが当然である、と、思います。

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