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大人の言葉

おじさんになって分かるようになったことのひとつに「大人の言葉」というのがあります。都合の悪い言葉はオブラートに包んで、なんとか穏便に済まそうとします。

私の商売はソフトウェアなのですが、打ち合わせなんかで

「いや、それは困難です」

と、いう場合、理論的に可能性は残るかもしれないけれど、現実的ではない、という意味が含まれまていて、やんわり断っているのです。

99年に原子力発電所の定期検査中に誤って原子炉を臨界にしてしまった北陸電力の発表にも同様なものが見られます。

「即発臨界は制御が困難であり」

一見「困難であるけれど、制御は可能」という雰囲気をかもし出しています。人為的制御で即発臨界を維持できるのであれば制御可能と云えると思いますが、中性子の寿命を考えると、無理があるでしょう。

原子炉が内蔵する放射能の量を考えると、「大人の言葉」で危険を誤魔化すのはやめて欲しいと思います。

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コメント

原田君
ご無沙汰しています。
以前にオクタン価に関して、ぼくの誤解を指摘
してくれたことがありました(アルコール燃料
について)。そのときにオクタン価は燃焼カロリーとは
関係がないとのことでしたが(ノッキングに関係とのこと)、ガススタンドのハイオク燃料を使うと確かに走行
距離が伸びます(ぼくの車で15%くらいかな)。もし、ハイオクも燃焼
カロリーがレギュラーと一緒ならば、ハイオクを使うことは
CO2を削減することになるのですか。また、ここでぼくの
誤解が隠れていそうなのですが、どうぞ、教えてください。

ps:北海道も昨日は暑く26度まで上がりました。

投稿: 浅利 | 2007年5月23日 (水) 14時07分

どうも、お久しぶりです。

ハイオクを使うと、出力が上がったり、燃費が良くなったりする理由は、燃焼のエネルギーが増えるのではなく、効率が上がるためなので、基本的にはCO2の削減の方向だと思います。(説明をしだすと長くなりますので、端折りますが、熱効率が変わらず、燃焼のエネルギーが増えると仮定すると、オーバーヒートや排ガス温度の上昇などが起きるのでNGです。)

製造に費やされるエネルギーなどは正確にはわかりませんので、あいまいさは残りますが、消費者としては燃費が良い方を選ぶので正解ではないでしょうか。

なんだか、私信になってますが、^^;

とりあえず、仕事が残っているので、この辺で失礼します。

投稿: 原田 | 2007年5月24日 (木) 23時37分

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