« 形骸化した民主主義 | トップページ | 地球温暖化と原発 »

続 島耕作

さて、漫画喫茶で先週号のモーニングを読んできました。

弱点など書かず、ひたすら「ヨイショ」をしていますね。

読みながら、どこからか依頼があって書いたのか、

とも考えましたが、多分違うでしょう。もんじゅが安価など、事実と異なる事を書いていますから。

政府筋や核燃機構等からの依頼であれば、事実を書かないことはあっても、事実と異なる事はなかなか書きませんから、「高くてもやる価値がある」という宣伝になるような気がします。ですから本件は作者の方の勘違いである、と、判定します。

どのようなソースからそのような勘違いをしたかをつらつら考えると

液体金属冷却の場合、配管に圧力が掛からないので鋼管を薄くすることが出来る

というのを利点に挙げている工学書を、学生の頃、読んだ覚えがあります。そこだけとれば「むしろ安上がりになる可能性もある」という説もあるかもしれません。

実際には、ナトリウムを冷却材に使用した発電所の場合、水に接触すると非常に激しい反応をするので、周囲に窒素等で充填するなど対策をしなければならず、水冷却式よりも安価になるはずもありません。

ガソリンエンジンの排気バルブの冷却用などのように、小容量で強固に密封され、水などに接触する可能性が小さいであれば、ナトリウムを冷媒に使用することも実用的だと思いますが、実用発電炉の場合、規模が大きすぎて現実的ではないように思います。

|

« 形骸化した民主主義 | トップページ | 地球温暖化と原発 »

コメント

作者さんは東○の元社員らしいですね。
辞めてからも会社に貢献、すごい愛社精神ですが、長所?のみを若いサラリーマンに影響力抜群の島専務を使って宣伝してしまうのは困ったもんですね。

投稿: lasa | 2007年6月 6日 (水) 19時55分

どうも、コメントありがとうございます。

いやいや、東芝の元社員だからと言って差別してはいけない

と、思います。

あれだけ大きな会社ですから、いろんな人がいても不思議ではありません。多分、もんじゅに反対の人もいると思います。

彼(島耕作の作者)が、もんじゅをヨイショするのは、彼が元東芝社員だからというより、彼個人の資質に還元すべきだと思います。

投稿: harada | 2007年6月 7日 (木) 22時29分

訂正コメントです。

漫画雑誌のインタビューをその後読んだのですが、島耕作の作者さんは元松下だそうです。

投稿: harada | 2009年1月25日 (日) 13時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48778/15317953

この記事へのトラックバック一覧です: 続 島耕作:

» 島耕作は原発推進派? [スーパーカブと自転車の日々]
週刊モーニングで連載中の ついに専務まで昇進し、社長まであと一歩の島耕作! 今週号はちょっと気になる内容。 島耕作が勤める○×電産。 今後は発電事業にも乗り出す計画らしく、 原発(もんじゅ)の視察に訪れました。 もんじゅの担当者は原発、高速増殖のアピールしまくり。 あれ?これって宣伝マンガ?って思っちゃいましたよ。 専務もフンフン、とすっかり納得されたご様子。 夜は近くの小料理屋で接待まで受けておられました。 マンガ週刊誌という影響力のでかいメディアです。 いつもは..... [続きを読む]

受信: 2007年6月 6日 (水) 19時53分

« 形骸化した民主主義 | トップページ | 地球温暖化と原発 »