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埋蔵量と可採年

島耕作の漫画を読んで、あいも変わらず、埋蔵量と可採年をごっちゃにして素人をだます詐欺師のやり口がまかり通っているのに愕然とします。

可採年と言った場合、原子力は石油に比べて長持ちしそうに見えますが、それは世界のエネルギー市場に占める原子力のシェアが小さいからに他なりません。使わなければ長持ちするのは当然です。今すぐ脱原発が実現すれば、何万年だってウランはもちます。

資源の量をエネルギーの単位であるジュールや、歴史的意味のある石炭換算で見ると、ウランのエネルギーは非常に頼り無いものであることは、明らかです。

ウランの資源量は非常に小さいのに頼りがいのある資源であるかのように勘違いする原因は、原爆にあるような気がします。

「あれほど大きな災厄であるのだから、非常に大きなエネルギーであるに違いない」

と、普通の人が思っても不思議では無い、と、思います。現実には、広島型原爆の爆発時に放出されたエネルギーは、電気出力100万Kwの発電所の8時間ほどに過ぎません。原子爆弾は、火薬などとは比較にならない短時間にそのエネルギーを発生させることが出来る為に、「あの巨大な災厄」を生み出すことが可能になるのです。

原子力はエネルギーの割りに災厄が大きいのであって、決してエネルギーが大量というわけではないのです。

その辺は前にも書いたので、そちらを参照してください。もしくは、こちら

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