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原発の耐震評価

原発の耐震審査指針の改定に伴う評価の結果が揮発油税の暫定税率の影に隠れて報道されています。

なんでも原子力安全保安院に報告されたものはすべて安全が確認されたそうで

工学は「出来る範囲で」安全性を確保するものですから、まあそういう報告がされても特に不思議という思いもありません。

石橋克彦委員が席を立って憤りを表した審査指針に合致したからといって安心できるものではありません。

あるいは、私などが心配しているのは、「想定外」の事態、「出来る範囲」を超えた場合の危険であって、既知の危険を避けるのは原子力に賛成の人の仕事であるとも思います。

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コメント

訳ありで原発のお膝元福井県に1ヶ月半も滞在しています。わたしのご先祖様のふるさとではありますが、原子力に対して多くの人がのうてんきな感が否めません。そういえば、先日、知り合った元高校化学の先生は戦争史料をわたしに貸すのに
「文化の郷土をめざして げんでんふれあい福井財団」と書かれた封筒に入れてくれました。
 六ヶ所村を訪ねて地元の人の原子力への反応を見聞きしたときと似たような感覚を覚えます。
まあ、工学部の化学出身で自分の知識が生かせると思い、大いなる人類の知的遺産に賛同しているのでしょうか。。。確かに地元に住んで、日々原発にビクビクしたり危機感を募らせては多くのひとは神経が参ってしまうでしょうからそれらに鈍感にならざるおえないのか。だからと言って責めるつもりもありません。
 しばらく住んでみて、ここは結構田舎で保守的で原電も流石に反対運動の起きづらいところを選ぶものだと思う。

 さて、美浜ももんじゅも行ってきたけれども怖いのはやはり直下型の地震と予期せぬ事故であることは言うに及ばず。原発技術者は科学では3体問題以上は全て近似計算によってしか求められないこと、それから現実の現象のほとんどは非線形問題であり、例えば熱対流などカオス現象が絡みその場合は近似計算すらもう役に立たないことをもっと認識すべきである。

福井県より

投稿: あさり | 2008年4月 1日 (火) 14時06分

どうも、お久しぶりです。

福井ですか、なにかと大変そうですね。

封筒は、私の周辺でも電力会社や周辺団体の封筒が使用されてますよ。当然再利用ですが。

3体問題を引き合いに出すのはちょっと違う感じがしますが、高速中性子だと少しの不測の事態も許されない感はありますね。

先日の物理学会で槌田先生がもんじゅの署名用紙を配ったのですが、若い人は「無視」だったそうです。年配の先生方は受け取ってくれたそうですが。今日は電車の中で朝永先生のパグウォッシュ会議関連の文章(みすず書房の著作集)を読み返しました。その中で後進を育てたいという言があるのですが、核に対する禁忌は年々薄れるばかりのようです。

投稿: 原田 | 2008年4月 4日 (金) 00時33分

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