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安全ではない

日経新聞 2008/04/07 23面に「ばらつく安全の”のりしろ”」という記事が出ています。

あれ?と思ったのは今までならもっと大きく書かれていただろう「原発の耐震性各社「問題なし」」の題字が小さくなっている。

原発推進のなかにも、むやみやたらと暴走そる現状に対する異議が増えてきたかと。それは「正しい推進のありかた」というものでしょう。

なかでも「もんじゅ」蒸気発生器の応力の計算値と許容値の差が1%しかないという点に触れています。

計算が1%ずれていれば許容値をはみ出すし、地震の揺れが予定より1%大きければはみ出します。地震の予想なんてのは自然現象の中でも「破壊」に関する事柄で、予想は難しく、予想の2倍の地震が起きても不思議ではないですし、予想の半分でも驚きません。精密な地震の観測の歴史は短く、いまだ十分な知見を得られているようにも見えません。

ですから1%しか計算値と許容値の差が無いのは、安全というわけにはいきません。

「もんじゅ」は高速中性子を利用した原子炉ですから、暴走に関して軽水炉よりもセンシティブです。設計する際は余計に余裕を持たせなければならないはずなのに、現実は逆というのでは、計算結果を安全とした人の態度が安全ではありません。

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