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「もんじゅ」稼動延期?

報道によりますと福井県にある兵器級プルトニウム製造用原子炉「もんじゅ」の稼動が来月以降に持ち越しのようです。(もんじゅが稼動すれば年に60kg程度の兵器級プルトニウムが生産されるので、昨年9月に国連で核廃絶の先頭に立つことを宣言した国には不要な原子炉です)

共同通信によると、スケジュール的に延期が確定。その他の報道では濃厚ですね。

日経新聞を見ると、県知事が「国が責任を持って安全確保と(北陸新幹線の県内延伸など)地域振興に取り組んでほしい」と、注文をつけたそうで(読売新聞は新幹線を重視しているようですが)

「国が責任を持って安全確保」

というのは現在の法制上難しいので、交渉は難航するかもしれませんね。県知事は風評被害などが発生した場合の補償を国に求めているみたいなんだけど、法律つくらないといけないから実現するには時間が掛かります。ので、口約束で言いくるめに来るでしょう。

よく「国がお墨付き」とかマスコミが書きますが、そんなのマスコミが勝手に言っているだけで、責任は100%事業者ですから。日本の原子力行政には国が責任を取る仕組みが欠けています。

日本の行政システムでは、住民の安全というのは国では無く自治体が責任をもって守るものです。よろしく!西川県知事。

今回の延期で一番喜んでいるのは、もしかしたら「もんじゅ」所長サンかもしれない、とか思っちゃいます。

保安院の審議を傍聴に行った際、それこそシャンシャンで無責任に保安院の「お墨付き」が出たんですが、そのときの所長の顔には喜びが感じられませんでした。

40年も前の設計で、いまさら起動しても大した実績にもならないし、事故の修理が完璧なんてあるはずもなく、ダクトが錆びて穴が開くような老朽設備を任されて、地下には活断層があることがわかっているのに、「さっさと再開しろ!」と上司に無理難題を突きつけられた中間管理職?みたいな。

しかもなにか問題が起これば、間違いなく責任を取らされます。

やってらんないでしょう。胃に穴が開きますよ。私なら辞任しますね。所長!命の方が大事よ。動かないうちに定年がくると良いね!(でも理事長みたいに定年延期されるかもね)

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