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2010年12月

浜岡MOX延期!

東海地震の震源域のど真ん中に建つ、中部電力浜岡原子力発電所で計画されていたMOX燃料(長崎型原爆の材料プルトニウムを使用する燃料)の利用が延期されました。

http://www.janjanblog.com/archives/25728

MOX燃料が港に着いたときに、私は抗議に行きました。

その時、警察が「マイクの使用を止めろ」というので、「市民がカラオケをするのも止めるのか」とばかりにRCのSummer Time Blues を歌いました。

「東海地震もそこまで来てる~」
http://www.youtube.com/watch?v=MIbrxhv_s_M

浜岡原発は日本の原子力行政の非論理性が最も現れている原発の一つだと思います。(他に、「もんじゅ」や「上関」も「無理を通して道理を引っ込める」感じです。)

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もんじゅナトリウム火災15年

今日12/8は1995年に福井県にある兵器級プルトニウム製造用原子炉「もんじゅ」がナトリウム火災事故を起こした日です。(真珠湾攻撃の日の方が有名ですが)

「もんじゅ」は「夢の原子炉」などと言われていますが、長崎型原爆の材料であるプルトニウムの製造を目的とした原子炉ですから、核廃絶を願う者から見れば「悪夢の原子炉」です。

現在原子炉内の装置が故障してニッチもサッチも行かない状態になっています。

このまま廃炉になって欲しいものですが、廃炉でさえ難しい壊れ方です。(燃料を抜くことも出来ないのですから)

先月11月17日以来、「もんじゅ」の管理者である原子力研究開発機構(旧動燃)のプレスリリースでは、

http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/rcr.html

「昨日に引き続き、炉内中継装置を燃料出入孔スリーブと一体で引抜くための
具体的な引抜作業の方法や手順等を検討しています。」

という表示が毎日続いています。

おそらく、「スリーブと一体で引き抜くと言ったけど、良く考えると難しい」という状態でフリーズしていると思われます。

一度口に出したことは引っ込められない官僚の業界で今後の動向が注目されます。

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もんじゅを廃炉へ!

昨日、福井県敦賀市で行われた全国集会に参加してきました。

福井県敦賀市にある高速増殖炉(増殖はしないと思ってますが、一応世間ではそう名乗ってます)もんじゅは核弾頭の製造に不可欠な兵器級プルトニウムを製造する原子炉です。

建設開始から予定がのびのびになっているのですが、1995年に冷却材として使っているナトリウムが火災を起こし、長期停止していましたが、今年再び動き出しました。(まだ完成はしていません)

そしたらナトリウム漏れ検出器が誤動作したり、炉内中継装置と呼ばれる装置を落っことして壊したりトラブル続きです。

炉内中継装置というのは燃料交換に使う装置なんですが、これが無いと燃料を原子炉から外すことも出来ないので、現状もんじゅは廃止もできない状態です。

原子力研究開発機構は来年度中の再開をもくろんでいるそうですが、来年度ですと、壊れた炉内中継装置の問題を解決して再製造は間に合わないでしょうから、燃料を外すことが出来ない原子炉を動かそうとしていることになります。

原子炉は危険であるのはもちろんですが、動かしている人たちの発想がまた危険であると思います。(現場の人はもっと丁寧にやりたいだろうなぁ、と想像しています。)政治的思惑から本来原子炉運転に求められる慎重さに欠けていると思います。

白木海岸で集会を行い、
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デモをして
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もんじゅに抗議申し入れ、
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敦賀市駅近くで集会をして
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デモ
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なんだかデモの際の街宣車の音が大きすぎる気がしました。都会の街中とは違うので非常に音が大きく聞こえます。

もんじゅの門前で急病人が出て原子力研究開発機構の救急車で運ばれたりして大騒ぎでした。(救急車が来るのに急いでも20分掛かる場所なんです。)今思うと、現場には警察の車がたくさんあったので、そっちで運ぶのがスジだっんじゃないかなぁ、と思います。

追記:
現場の様子をQTVRにしてみました。集会が始まる前だからちょっと人数が淋しいのと雨粒がレンズに付いちゃったので、ちょっと残念
もんじゅを廃炉へ!全国集会

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1966年の核武装論

東京新聞が伝えるところによりますと、1966年の外交文書で日本政府が核武装を考えていたことが伺えるようです。高速増殖炉に言及していたり、しっかり核武装のオプションを国民から隠れて議論していたのですね。

新聞だと読めなくなっちゃうので、色々文句を言われることを覚悟の上で、公開。

開示された外交文書の要旨 
2010年11月30日[東京新聞]
 開示された外交文書の要旨は次の通り。
 ▽1966年11月付「日米政策企画協議」での牛場信彦外務
審議官発言
 核拡散防止条約(NPT)に加入する結果、永久に二流国として
格付けされるのは耐え難い。中国の加入見込みがないのに日本
が行動の自由を放棄することに鑑み、条約期限は3~5年の短
期間とすべきだ。
 ▽68年11月20日付、外務省「外交政策企画委員会」での
発言
 (日米)安保条約は永久に続くわけではない。安保条約がなくな
ったら国民感情は変わるかもしれない。その時に脱退して核兵器
を作れと国民がいえば作ったらいい。(仙石敬軍縮室長)
 高速増殖炉等の面で、すぐ核武装できるポジションを持ちなが
ら平和利用を進めていくことになるが、これは異議のないところ
だろう。(鈴木孝国際資料部長)
 現在日本が持っている技術で爆弾1個作るには、半年~1年半
ぐらいあればいいと言われる。起爆装置もその気になれば半年~
1年ぐらいでできるのではないか。(矢田部厚彦科学課長)
 米ソの核抑止力による安全保障体制が崩れた時は、NPTも
消滅せざるを得ない。中国の核戦力は拡充されていくだろう。
米国の核抑止力に安全保障をゆだねきって安心していられる
時代がそう長く続くとは思われない。85年までに日本は核兵
器国となっている。(矢田部課長の討議資料)
 ▽69年4月30日付「外交政策企画委員会」での発言
 現在と違う政権ができて安保条約を破棄した場合、中国が核を
背景に日本の国益を害する行動をとる恐れがある。(金沢正雄参
事官)
 基地は撤去しろ、米軍は撤退しろという議論をしつつ核抑止力
だけは続けてくれというのは虫がよすぎる。(大河原良雄参事官)
 もし実際に中国が日本に対する脅威になってくれば(条約脱退を
規定した)第10条を援用して脱退することはあり得る。(小木曽本
雄参事官)
 安保条約がなくなっても、日本が(NPT)入っていた方が、米国が
核の傘をかぶせてくれる可能性は多い。脱退したらほとんどなく
なってしまうだろう。(斉藤鎮男官房長)
 ▽69年9月25日付、外交政策企画委員会作成「わが国の外交
政策大綱」
 当面核保有しない政策を採るが、核製造の経済的・技術的潜在
能力は常に保持する。
 ▽69年11月7日の自民党会議での発言
 NPT調印の時期はまだ具体的に考えていない。(愛知揆一外相)
 25年にわたり核非保有の義務を課す重大な問題点を含む。日米
安保条約の将来、中国の動向を見極めてから批准したい。調印には
賛成だ。(有田喜一防衛庁長官)
 米側に安保条約を破棄されてから核問題を考えるのでは間に
合わないし、中国の核に米国が反撃してくれるか確信が持てない
からNPTには賛成できない。(出席議員)
(共同)

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