食品基準の引き上げについて
食品の放射能汚染の基準引き上げが議論されています。
引き上げ自体は仕方が無い面があります。
「飢えるよりはマシだから毒を食え」
ということです。
ところが、今、議論している「専門家」の中に、「安全だから引き上げる」という主張をする人がいる筈です。
馬鹿な話ですが、そういう人ほど政治家や官僚の評価が高かったりします。
被害を「無かったことにする」ことで、責任が回避されます。
大切なことは、大人はそこそこ高線量になっても良いから、子供の被ばくを防ぐ事です。
体が小さければ小さいほど、細胞分裂が活発であればあるほど、放射線の影響は大きくなります。
食品は詳細な検査を行って(県単位の判断など非科学的です)汚染のランクをつけ、
一番安全な食品は、母子手帳を持っている人しか買えないようにする
など、そういう措置がのぞまれます。
60才以上の人は余程の高線量にならなければ、寿命にも健康にも影響はありませんから、大変申し訳ありませんが、汚染の度合いが高い食品を食べていただきたいのですが、、、
金持ちの年寄りほど汚染の少ない食品の入手に躍起になりそうな予感がして仕方ありません。
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コメント
そもそも、健康被害が10年とかそれ以上たってから現れるものがほとんどですよね。
それなのに、今から基準をゆるくするなんてあってはならないと思います。
すでに千葉県なんかは、水道水の基準ごえを判明後2日も発表しないなど隠蔽の気配が・・。
だいたい、過去の研究の積み重ねである基準値を簡単に変更するなんて意味不明です。
投稿: manyou | 2011年3月31日 (木) 01時11分
コメントありがとうございます。
暫定基準は事故対応用の基準です。緊急避難的措置ですから、日常的な基準から比べると一桁は違います。
そういう基準なのに発表まで2日掛かっているではダメですね。(2日間飲んだからと言って、すぐにどうこうなる量ではありませんが)
放射能は時間が経つと減りますから、初期の防護が大事なのに。
投稿: 原田 | 2011年3月31日 (木) 12時28分