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線量目標値

国が定めた一般公衆の被曝限度は1ミリシーベルト/年ということになっていますが(1ミリシーベルト自体は法律には登場しないけれど、規制の前提が1ミリシーベルト/年です)、実はそれより厳しい基準があります。

1975年に原子力委員会の定めた「発電用軽水型原子炉施設周辺の線量目標値に関する指針」にある「線量目標値」50マイクロシーベルト/年です。米国に追従する形で、「as low as reasonably achievable」(アララの原則)の考え方に基づき策定されました。

「努力目標」とされていますが、数値が示されているため、事実上の規制であり、国内の発電所は、設計上は一般公衆の追加被曝が50マイクロシーベルト/年を超えないように運営されているハズ(確か東京電力は10マイクロシーベルト/年の設計)です。今回の事故後の処理でも50マイクロシーベルト/年を超える場合は、何らかの措置を講じるべきでしょう。

現在の文科省の態度では1ミリシーベルト/年が「努力目標」になっています。20倍違いますね。

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コメント

内部被爆量について心配です。低線量被爆についても教えてください。 埼玉県比企郡在住です。 保育園では、毎日砂遊び。小学校は、6月に運動会ありました。皆、砂巻き上げながら、走ったり踊ったり組体操しました。近隣スーパーマーケットでは、食べて応援福島野菜。 給食は地産地消と、地元のじゃがいも使用。となりまちでは、じゃがいも100ベクレルセシウム出ました。 子供たちの内部被爆量について心配です。
埼玉県の牛乳もセシウム出ました。給食で飲んでます。

投稿: 二児のママ | 2011年7月10日 (日) 20時34分

取り急ぎ、総論です。

福島の野菜はお子さんには食べさせない方が良いでしょう。

産直などを使って別の産地のものを選んだ方が吉だと思います。

牛乳は心配でしたら給食では飲まないでうちでその分飲むようにしても良いと思いますし、お子さんが学校で飲みたければその気持ちを抑えてまで止めるほどでは無いと思います。学校で飲むのが心配でも、その分うちで別の産地の牛乳を飲ませて薄めれば良いでしょう。

安心/心配と安全/危険のどちらで判断するかというのは難しい問題ですが、私は基本的に安心/心配で判断して良いと思います。

大人は放射線の影響は大したことありませんので、福島野菜を食べる方が良いと思いますが、子供は安心したければ被曝は少なければ少ないほど良いです。

埼玉県の場合、平均的にはそれほどひどい汚染ではないと思いますので、今のところそれほど心配することは無いと思いますが、給食が心配なら、その分朝食や夕食に遠方の食品を使うことで「薄める」ことで害を減らせます。一食毎の凸凹は気にせず、年間での被ばく量を減らせば良いと思います。

ただ、被曝を避けようとすると栄養のバランスが崩れる危険があります。例えばストロンチウムを避けようとするとカルシウムが不足しがちになります。カルシウムが不足すると、ストロンチウムの排出が遅くなるのでカルシウム不足には注意してください。

セシウムの場合はカリウムやナトリウムと似た物質ですから、カリウム、ナトリウム不足に注意する必要がありますが、ナトリウムはまず不足にはならないでしょう。

ビタミンCは活性酸素を減らしDNAの傷を防ぐ効果があります。食物繊維は放射性物質の排出効果があります。

詰まる所、放射能の害を避けたければ健康に良いバランスのとれた食事をすることが大事だと思います。

また、ストレスも健康に悪いですから、あまり無理しない方が良いでしょう。親心というのは不思議なもので測った汚染が0でも心配はなくならないと思います。ゆったり心配してください。

勝負は長丁場です。お子さんが成長期が終わるまでトータルでどのくらい被曝を減らせるかと考えてください。あまり大変な対策は長続きしません。

子育ての上で良くわからない心配というのはいくらでもありますから、あまり大げさに考えずに坦々と線量を減らすのが良いと思います。

東電に余計な心配を上乗せさせられた文句は言うとして。

投稿: 原田 | 2011年7月10日 (日) 23時38分

原田さんありがとうございました。
なるべく西日本か、北海道産(牛乳、野菜)あればそれを購入することにしてます。魚はどうでしようか?
静岡なら?瀬戸内海なら?肉は?輸入品の規制値ベクレルは?
ノイローゼにならず、ゆっくり心配ですね.
一家の主婦というのは、ちっぼけな存在かもしれないけど、実は一番家族の健康を支えていて、日々知恵をしぼりながら頑張っているのです。身近なスーパーマーケットでは、皆ため息と暗い顔。でも子供たちの前では、太陽のような笑顔でいたいものです。
子供たちとこの国の未来が少しでも明るくなるために一家の主婦ができること、ひとつひとつ探して、できることからはじめていきます。

だからこそ国や地方自治体にも原発事故の被爆を、少しでも減らすような対策をとっていって欲しい。国民の健康と命を、経済優先の犠牲にしないでほしいのです。


投稿: 二児のママ | 2011年7月11日 (月) 12時33分

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