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シーベルトにしきい値はあり得ない

放射線の影響にはしきい値があるからだいじょぶだ。なんていう人もいます。

本気でしょうか。

  1. ある臓器のしきい値を仮に xシーベルト とします。
    臓器全体をxを含まず超えた被ばくをすると影響が出るとします。
  2. 臓器の半分を x-δ で、残りの半分を x + δ で被曝したとします。
    δは十分大きな値とします。

影響は出るでしょうか。

「等価線量」としては平均してxシーベルトなので、被ばくの影響は出ないはずですが、臓器の半分は「しきい値」を超えていますので影響が出ないはずはありません。ここには矛盾がありますから「しきい値」の仮定そのものが間違いです。

「しきい値」が無い場合、かつリニアであれば、平均以上に被ばくした部位で増えたリスクは平均以下しか被ばくしていない部位のリスク低下で相殺されます。

「等価線量」は臓器の被曝を平均値で評価します。内部被ばくのような不均等な被曝では「しきい値」を仮定することはできません。

これは「実効線量」でも同じことです。

たとえ放射線と生体の相互作用に「しきい値」があったとしても、「シーベルト」に「しきい値」はありえません。

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コメント

しきい値はそんなんじゃねーよ。
恥ずかしくないんか(笑)

投稿: | 2011年12月15日 (木) 19時05分

10月に河辺先生がお亡くなりになられ、12月14日に東京でお別れ会がありましたので、それに出席してきました。当然、原田君も出席すると思っていましたので会えずに残念でした。河辺研関係者十数人が参加し、皆さん年を取りましたが元気そうでした。北海道では泊原発差し止め訴訟を準備中で原告団に参加しています。9条の会などで原発と放射能のお話を頼まれたり、チェルノブイリへのかけはしのお手伝いをしたりとカタツムリの早さではありますが前進しています。夏頃に朝のニュースでタンポポ舎メンバーとして放射線計測器の解説をしているのは拝見しました。お元気でご活躍の用で安心しました。

投稿: 浅利栄治 | 2011年12月18日 (日) 11時49分

浅利様

すみません。当然参加するつもりでいたのですが、参加しそびれました。原告団頑張ってください。

投稿: はらだ | 2011年12月20日 (火) 08時44分

名無しのコメントさん

ICRPの勧告書を読めば書いてあります。

実効線量も等価線量も平均化の為にLNTモデルが必要なんですよ。

投稿: はらだ | 2011年12月20日 (火) 08時46分

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