新語法

核燃サイクル

昨年の省庁改編で「日本原子力研究所」と「核燃料サイクル開発機構」が合流して「日本原子力研究開発機構」となりました。

「核燃料サイクル開発機構」は元々「動燃」の略称で知られた「動力炉・核燃料開発事業団」が事故や不祥事で改称した(と、書くと「違う」と云われるかも知れませんが)訳ですが、いずれにも「核燃料」の文字が使われています。

ところが、最近、公的文書には「核燃料」の文字は見あたらず、「原子燃料」ばかりです。

動燃の母体は「原子燃料公社」ですから、先祖返りをしたのかも知れませんが、「核」の響きを嫌っているのかも知れません。

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核発電所

英語の”Nuclear Power Plant” を日本語に訳すと「原子力発電所」となりますが、中国語に訳すと「核発電所」となるのだそうです。

Nuclear は「核」ですので、「核発電所」が正しい訳かもしれません。

「核」は、核兵器を連想しますので、敢えて「原子力」と、言い換えているように思います。この様な言葉の言い換えをジョージ・オーウェルは小説「1984年」で「新語法ニュースピーク(ニュースピーク)」と呼びました。

原子力関連用語にはよくあることです。ご用心。

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